ミツバチが作り出す「プロポリス」を知っていますか?
ミツバチが作り出すものといえば、ハチミツやローヤルゼリーがよく知られていますが「プロポリス」は天然の抗生物質と呼ばれるほど健康食品として効果があると非常に注目されています。
今回はそんなプロポリスの効果や取り入れ方、気になる副作用についてご紹介していきます!
この記事でわかること
ミツバチが作るプロポリスとは?
プロポリスは、ミツバチが植物の新芽やつぼみ、樹皮から採取した物質にミツバチの唾液や蜜蝋と混ぜ合わせて作られた樹脂状の物質です。
プロポリスはギリシャ語で「都市を守る」という意味があります。
ミツバチがなぜプロポリスを作り出すのかというと、密閉されていて温度や湿度が高くなりがちな巣の内部に、ウィルスや雑菌の繁殖を防ぐためなのだとか。
プロポリスは巣を清潔に保つことができる、優れた抗菌作用があるのです。
数千年前から古代エジプトでもミイラの腐敗防止にプロポリスが使われたり、古代ギリシャでは傷口の消毒や感染症の防止として利用されてきたと言われています。
天然の抗生物質「プロポリス」の効果について
・フラボノイド
・アルテピリンC
・アミノ酸
・ミネラル
・ビタミン
【アンチエイジング効果】
プロポリスに含まれるポリフェノールの一種、フラボノイドという成分は強い抗酸化作用のパワーを持っているので、老化の原因である活性酸素の増加を防いでくれます。
そのため、シミやシワなどの老化を改善・予防する効果が期待できるのだとか。
【冷え性の改善】
身体の冷えは、老廃物が溜まってしまったり、新陳代謝が低下するなど女性にとっていいことはありません。
プロポリスは血流をよくする効果があるので、冷え性を改善する効果があると言われています。
【PMS(月経前症候群)・生理不順の緩和】
フラボノイドには女性ホルモンのバランスを整え、乱れてしまったバランスを調整してくれる働きがあります。
PMS(月経前症候群)や生理不順の症状を緩和する効果があるのだそう。
【免疫力を上げる】
フラボノイドの抗酸化作用と殺菌作用の働きが免疫力を上げてくれるので、体調を整え、風邪を引きにくい身体を維持することに役立ちます。
【ガンを予防】
アルテピリンCには医薬品に匹敵する抗がん作用があると言われています。
またポリフェノールの一種でもあるので抗酸化作用もあり、生活習慣病の予防にも効果があるのだとか。
プロポリスの効果的な取り入れ方は?副作用はあるの?
プロポリスにはサプリメント、のど飴、液体のものがあります。
液体のプロポリスは臭いがきつく飲みにくいという声が多いので、効果的で気軽に取り入れたい方はサプリメントがおすすめ。
のど飴は、優れた抗菌作用や免疫力の向上の効果が期待されるので風邪のひき始めに舐めるといいのだそう。
しかし液体のプロポリス同様、独特の風味と舌にピリッとくることから、中には苦手な人もいるようです。
1日の摂取量は健康食品なのでしっかりと決まっていませんが、1日300mgほどを目安にするといいそうですよ。
また、ビタミンCを含んだ食材を一緒に取ることで吸収率を上げることができます。
プロポリスは健康食品なので副作用は基本的にないとされていますが、ぜんそくやアレルギー体質の方には副作用が表れることもあると言われています。
副作用としては、発疹やかゆみ、かぶれ、胃腸障害などの症状を訴える人もいるようです。
そして妊娠中や授乳中の方は、体がデリケートになっている時期なので万が一の事を考え控えた方がいいでしょう。
まとめ~プロポリスを取り入れて身体の内側から美しく、健康的になろう!~
プロポリスには高い抗酸化作用があり、現代の万能薬といってもいいほどのサプリメントです。
上手に付き合っていくことでアンチエイジングや免疫力のアップ、健康維持の期待ができるでしょう。
身体の内側から美しく、健康的になりたい方はぜひプロポリスを試してみてください。
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