炒め物やドレッシングにしたりと、あの香りがクセになるごま油。
お料理には使うけどそれ以外に使い道があるのを知ってる人は少ないはず。
実はごま油には3種類あり、中でも「白ごま油」は肌や髪に使うことでアンチエイジングに効果があると言われているんですよ。
あの絶世の美女、クレオパトラもその効果を愛し、食や化粧品に使っていたと言われている白ごま油についてご紹介していきます!
若返り効果あり!?話題の「白ごま油」って何?
ごま油の種類は3つに分けられています。
*焙煎ごま油・・・高温で焙煎されたもの、香りが強く濃い茶色。
・低温焙煎ごま油・・・低温でじっくり焙煎されたもの、甘く香ばしい香で、色は焙煎ごま油より茶色ではなく、薄い琥珀色。
・太白ごま油・・・ごまを生のまま絞った、精製したごま油。香りはあまりなく、色も無色で、旨味のある油。
この中で特にアンチエイジングに効果がある「白ごま油」は焙煎ごま油に比べ、香りもなくサラッとした使い心地が特徴です。
クレオパトラも2000年以上も前に、美容のために使用していたのですから驚きです。
白ごま油の効果とは?
白ごま油の効果がこちら
・免疫向上
・美肌効果
・風邪の予防
・肌にハリやツヤが出る
・抜け毛防止
・白髪防止
・老化防止
・肝臓機能改善
・動脈硬化の予防
抗酸化作用のある「ゴマリグナン」を豊富に含まれ、その他にもオレイン酸、ステアリン酸、パルチミン酸、リノール酸、ビタミン、鉄分、ミネラル、カルシウムといった大変多くの栄養素を含んでいます。
白ごま油の使い方について
白ゴマ油は普段の調理用オイルやドレッシングにしたり、食用としても使うことができるので、前項のような美容&健康効果のためにぜひ摂り入れていただきたい油です。
また、美容オイルとしても使用可能。
美容オイルとして使う際は必ずキュアリングといって加熱処理が必要になります。
キュアリング方法と自宅でできる白ゴマ油を使った美容ケア方法についてご紹介していきます。
◆キュアリング方法
使うたびに行うわけでなく、ある程度の量をキュアリングして保存しておくことができます。
【必要なもの】
・白ごま油
・料理用の温度計
・ガラス製の容器
①お鍋で白ごま油を弱火で加熱する。
②温度計で白ゴマ油の温度を測り、110度を超えたら火を止めます。
※110度まで加熱する理由は抗酸化作用を高めるためです。
③白ごま油が冷めたら容器に移して、密閉した状態で保管してください。
キュアリングした白ゴマ油は冷暗所で保管してください。
◆使用方法
【フェイスパック】
手のひらで少し温め、顔に乗せて20分ほど待ちます。
さらにその上にホットタオルを乗せると浸透力がぐんっとアップしますよ!
20分経過したらティッシュでふき取って完了。
【うがい】
白ごま油うがいによる効果は疲労回復、虫歯、口臭、免疫力アップ、ほうれい線予防にも。
歯磨きをし清潔な口内で行います。
小さじ1~大さじ1の白ごま油を口に含み、口内にしっかり行き渡らせるイメージでうがいをします。
口に含んでいるとだんだんと唾液が分泌され、ガラガラとうがいできるようになります。
油でうがい?!なんてビックリする人も多いと思いますが、やってみると口がすっきりしますよ。
【マッサージ】
お風呂から出て、かるく水分をふき取ります。
しっかりではなく水滴が少し残ってるくらいがオイルが馴染みやすいですよ。
全身をマッサージするのであれば、オイルの容器をバスタブに浮かべて温めておくのもおすすめです。
温まったオイルを心臓から遠い部位を順にマッサージしていきましょう。
オイルの浸透時間もあるので15分ほどかけてマッサージを終えたら、かるくオイルをふき取って完了です。
翌朝もしっとりした肌が持続するはずです。
まとめ~白ごま油を使うと内側からも外側からもキレイになれる!~
美容オイルはさまざまありますが、私たちの身近にある白ごま油がこんなにもたくさんのパワーを秘めた美容オイルなだったなんてびっくりですよね。
美容としての使用する前にはキュアリングを行わなければならないのですが、まず初めは毎日大さじ1杯の白ごま油の摂取から始めても良いかもしれません。
大さじ1杯といっても油なので後味があまり好きではないという人は摂取したあとの口内のにレモン果汁を数滴垂らすとスッキリしますよ。
クレオパトラも愛した白ごま油のパワーをぜひ試してみてください。
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