レモンバームというハーブを知っていますか?
シソ科のハーブで、ヨーロッパでは「長寿のハーブ」とも言われています。
このレモンバームがアンチエイジングに効果があるとして注目されているんです。
今回はレモンバームの高いアンチエイジング効果についてと効果的な摂り方について紹介します。
この記事でわかること
長寿ハーブ「レモンバーム」とは何?
レモンバームとは、ヨーロッパ南部に広く分布するシソ科の多年草のこと。
名前の通り、葉を擦るとレモンのような爽やかな芳香を放つハーブです。
葉の形は大葉に似ていてフチに穏やかなギザギザは入る縦長の葉になっていて、夏になると黄色が入った白色の小さな花を咲かせます。
古くは蜜蜂を集めて蜂蜜を採取する目的で栽培されていたことからラテン語で「ハチミツ」という意味のある「メリッサ」と言われていたそうです。
ストレスや高血圧、頭痛や消化不良などに良いとされ、原産国ヨーロッパでは昔から「長寿のハーブ」として親しまれてきました。
レモンのような香りはありますが、酸味はなくその特徴を生かしお茶や料理の香り付け、入浴剤、ポプリなどに利用されています。
レモンバームに含まれる成分が健康維持に効果があることから、メディカルハーブとも言われているのです。
レモンバームがもたらす嬉しい効果とは?
〇抗酸化作用
体内で酸素と細胞が結び付いた活性酸素が増えすぎると体内で酸化し老化の原因になります。
レモンバームにはこの活性酸素の働きを防ぐ抗酸化作用があり、老化を防いでくれるのです。
〇坑うつ、ストレス解消作用
レモンバームの香りには精神を安定させる効果があります。
〇脳の活性化作用
レモンバームをお茶で飲む事で脳の活性化、若返り作用があるとされています。
記憶力を高める効果もあり、勉強の前に飲むのがオススメです。
〇坑アレルギー作用
レモンバームに含まれる「ロズマリン酸」という成分がアレルギー症状を引き起こす「ヒスタミン」を抑える働きがあり、ヒスタミンが原因で引き起こす鼻づまりや目のかゆみなどを抑えてくれるので、花粉症の時期にはとくに効果的でしょう。
〇消化不良の改善
消化不良を緩和し胃腸の状態を正常に整えてくれる働きがあります。
レモンバームには苦味成分があり、この成分が肝臓や胆のうに働きかけ消化の吸収を正常に促す効果もあるので食前食後に飲むのがオススメです。
その他にも解毒作用、解熱作用、発汗作用もあり、風邪を引いたときにも有効になっています。
レモンバームの効果的な取り入れ方について
レモンバームの取り入れ方はさまざまですが、一般的なものを紹介します。
・フレッシュハーブティー
摘みたてのレモンバームに熱湯を注いで飲むという方法。
・ドライハーブティー
生のレモンバームよりも味も香りも強くなっているので、ティースプーン1杯ぐらいから試してみましょう。
お好みで蜂蜜を入れて飲むのもオススメです。
・入浴剤
レモンバームを茎から切り取って束ねてお風呂に浮かせます。
葉をお湯の中ですりつぶすとレモンバームの香りが漂いリフレッシュ効果の高い薬湯のできあがりです。
・料理
サラダとして食べたり、たくさん食べたい時はさっと炒めてあげると食べやすくなります。
・フェイシャルスチーム
レモンバームの葉をボールに入れ、沸騰したお湯を注ぎ、その蒸気を逃がさないように頭からタオルを被せテントのようにして顔に蒸気を当ててあげると肌がすべすべになる効果があります。
フェイシャルスチームの後には化粧水などでスキンケアも忘れずに!
まとめ~長寿のハーブ「レモンバーム」を上手に取り入れよう~
レモンバームの効果はすごいですよね!
ハーブというとクセが強かったりと食べるのはちょっと苦手という方でも、レモンバームの香りを嗅ぐだけでも効果があるのでぜひ試してみてください。
レモンバームのアロマオイルなどを活用するのもいいですね。
さわやかなレモンバームを取り入れて、アンチエイジングを実感しましょう。