健康や美容のために運動することは良いことですよね。
年齢を問わず運動をしている方はとても多いです。
しかし運動のしすぎは体の老化に拍車をかけてしまうという結果が出ているのです。
運動をしすぎるのがなぜダメなのか、体に与える悪影響とはなんなのかを解説します。
なぜ運動をしすぎると老けてしまうの?
運動をするということは、大量の酸素を消費します。
すると酸素を消費することで老化の原因である「活性酸素」が体内に発生してしまいます。
活性酸素は体内に侵入したウイルスや細菌を退治してくれる役割がありますが、必要以上に増えてしまうと健康な細胞までも酸化してしまうため老化を引き起こしてしまうのです。
なので、体に良いからと運動をしすぎてしまうと老化を早めてしまうことに繋がってしまうということ。
老化に拍車をかける運動の仕方とは
老化を早めてしまう運動の仕方を詳しく紹介します。
◆準備運動を行わない
今まで何もしてなかったところから初めから急にきつい運動をしてしまうと、体が上手く働かず回復力を遅らせることになってしまいます。
◆息切れする程の運動をする
先ほど説明した通り、活性酸素を増やすことが老化を早める原因になってしまいます。
有酸素運動ばかりを行うなど、酸素をたくさん必要とする運動を長時間続けるのはあまりおすすめできません。
◆休憩を取らない
運動をするということは体に負担をかけていることになります。
10~20代の方は運動後の筋肉繊維が修復されるまで約18時間かかると言われていますが、40代を過ぎると約36時間もかかってしまいます。
修復される前にさらに運動を行い同じ負担をかけてしまうと、炎症を起こしてしまうのです。
これにより睡眠不足になったりなど体に悪影響を及ぼすこともあります。
◆姿勢が悪い
普段の生活でもそうですが、運動するときも姿勢が悪いと猫背や骨格変形を促進させてしまうかもしれません。
◆自分に合っていないシューズを履いている
運動に適したシューズを履いていないと脚が不安定になってしまい、背中や腰を痛めてしまう原因にもなってしまいます。
美容と健康のための適度な運動とは?
美容や健康にとって運動はとても重要なものです。
運動不足は筋肉の低下や血行不良、代謝の低下など体に良くないことをもたらします。
では、体に悪影響を与えない適度な運動量とはどのくらいなのでしょうか。
まず第一に「自分のレベルに合わせて行うこと」が大切です。
適度といっても1人1人違いますから、1日5分のウォーキングから始めてもいいのです。
息切れをする程の運動ではなく、終わった後に心地よい疲れがあるくらいの運動量が適度といえるかもしれません。
ヨガなどのストレッチや、ダンスやスポーツでもかまいません。
無理のない程度を少しずつ続けていくことが大切なのです。
まとめ~美容や健康のためには無理のない運動をしよう~
無理してたくさん運動すれば体にいいというのは間違いです。
自分に合った量を適度に続けていくことが、美容や健康にもいいでしょう。
最初は少しでも、体が慣れて鍛えられてきたら必然的に無理せず運動できる量も増えてきます。
自分の体としっかり向き合って、美しく健康な体を手に入れましょう。
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