椅子に座って机があるとついつい頬杖をしてしまいませんか?
何となくしていた頬杖が後に顎関節症(がくかんせつしょう)になってしまうリスクを高めます。
真実を知ってしまうと頬杖がつけなくなってしまうかも…
今回は頬杖や悪い姿勢がもたらす「顎関節症」について紹介します。
ついついしてしまう頬杖が顔に負担をかけていた!?
頬杖をすることで、カラダにどんな悪影響があるのでしょうか。
例えば
・顔の歪み
・顔のシワ、ほうれい線ができやすくなる
・肩こりを引き起こす
・歯並びが悪くなる
・猫背になる
・肘が黒くなる
・悪化してくると顎関節症になってしまう
などの症状が現れます。
まさかただの頬杖がこんな症状を引き起こしてしまうとはビックリですね。
顎にとって片方だけに重心をかけてしまうことがいけないと言われています。
顎関節症の症状とは?
「顎関節症」とは、顎の関節の周りで何らかの要因で痛みや機能低下などが起こることをいいます。
症状としては、顎の関節痛や口が開かない開口障害、顎を動かすと音がするなどが多く、悪化すると耳鳴りや頭痛にまで発展してしまうことも。
子供から年配の方まで幅広い世代にみられる症状ですが、近年20~30代の女性の患者が急増しているそうです。
開口障害は通常縦に指3本分入りますが、指2本、またはそれ以下しか入らない場合のことをいいます。
顎を動かしたときに「カクカク」や「ミシミシ」などといった音がする、顎を動かすと痛いなど、このような時は顎関節症の可能性が高いということです。
頬杖をつくことで顎関節症になると説明しましたが、その他にもさまざまな原因が考えられます。
<顎関節症の原因>
・顎の骨格が小さい
・歯ぎしり、食いしばり
・ストレス
・姿勢が悪い
・柔らかいものばかり食べている
・左右どちらかの奥歯で噛む、片方噛みのクセがある
自分でもできる顎関節症の予防法
〇食事の時は左右の歯でバランス良く噛む
意識しながら全ての歯を使って食べ物を噛むようにしてください。
〇姿勢を良くする
日頃から顎に負担をかけてしまう姿勢を正すことです。
〇ストレスを溜めない
ストレスも1つの原因なのでストレスを溜めないようにすることが大切です。
溜まればストレス発散し、リラックスするようにしましょう。
〇よく噛んで食べること
柔らかいものばかり食べず、歯応えや噛み応えのあるものも食事に取り入れるようにし、よく噛んで食べるようにしてください。
〇寝る姿勢も見直すこと
枕の高さが合っていない場合も顎関節症になる可能性を高めることがあります。
自分の高さに合った枕を使い、うつ伏せ寝をせず仰向けや横向きで寝るようにしましょう。
まとめ~今すぐ生活習慣を見直して顎関節症にならない生活をしよう~
普段の生活の中で何気なくしているクセが顎に負担をかけていたのです。
顎に違和感を感じたら上記のようなことを見直し、心配な場合は医師に相談してください。
またこのような症状が出ていないからと安心はせず、今からでも生活習慣を見直して顎関節症にならないように注意しましょう。